毛玉取り器は必要? スポンジを使う方法は? 秋冬物のお手入れ
そろそろ秋冬物を出品する準備を始めている方も多いのでしょうか。
古着転売(中古アパレル販売)をするうえで必ず遭遇する毛玉つき衣類。
綿などの素材でも毛玉は発生しますが、特に秋冬物に多く使われるニット素材にできやすく目にする頻度があがります。
うわぁ、毛玉がひどい、廃棄!
としてしまうには惜しい商品に巡り合うことがあります。毛玉さえなければ〇千円で販売できるのに。。
before
簡単にキレイにできます。
after
このくらいひどい状態でも
before
このくらいまではキレイになります。
after
何をどうやったらこのくらいキレイにできるか。
一時期話題になったスポンジを使う方法などについては後述します。まずは結論から。
私が使っているのは、IZUMIの毛玉取り器です。
IZUMI 毛玉とるとる KC-110
5年ほど前からずっと使っています。
廃版のようで全く同じ型式の商品が見つからなかったのですが、後継型でほぼ同機能。
乾電池式で取れた毛玉が収納されるタンク付き。刃の部分に安全キャップのようなものがついているタイプです。
別売りで交換用の刃も販売されていますが、5年使ってまだ普通にカットできていますので交換したことはありません。
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100円ショップでも毛玉取り器が売られていますが、刃が5年も持たない、安全キャップの性能か巻き込んで生地を傷める可能性があるなどの点を安いからで済ませられる方は、まずは試してみても良いと思います。私は速攻で買い替えました。
毛玉取り器はさらに高いモデルがあるのですが、大きな違いは乾電池式ではなく充電式という点です。
表側のすべてに毛玉ができているような服はさすがにリサイクルショップでも売っていないですし、一部の毛玉を取るだけでしたら、乾電池式で十分だと思います。
ニットの毛足の長さに合わせた調節ができるような高機能商品もあるようです。
高級カシミアニットなどにも使えるのでしょうか。気にはなります。
イズミ 毛玉取り器 KC-NW87-K(1コ入)【送料無料】 価格:5,378円 |
キッチンスポンジで毛玉を取るという方法はおススメしません。家庭で裏技的に使う分には良いとは思います。
検索していただくとクリーニングのプロの方たちなどの意見としてたくさん出てきますが、スポンジが毛玉をひっぱり、一緒にひっぱられた生地を傷めるそうです。これから売ろうとしている商品に使うことは避けたいと思いました。同様に剃刀を使う方法も良くないそうです。
毛玉取り器は毛羽立っているニットには不向きです。
具体的にはモヘア(モヘヤ)のようなニットです。アンゴラやウサギなどのモヘア。
この場合は、毛玉取りブラシを使います。
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最後に毛玉取り器のかけ方のコツについて。
1.床や机など平らな場所に服を置く。
2.床などに置いて平らな状態のまま、毛玉取り器をかける。
3.毛玉取り器を円を描くように動かしながら毛玉を取っていく。
服を手に持つなど平らではない状態で毛玉取り器をかけると、服に穴をあける可能性があります。着用したまま使用できると記載されていたりしますが、服の毛玉面と毛玉取り器の刃が平行な状態で使用することが穴をあけないポイントだと思います。
毛玉取り器を手にすると、毛玉まみれの服を購入して挑戦したくなりますよw